マクロスF(フロンティア)のテレビ版第1話から25話までのあらすじを紹介していきます。途中ネタばれになっていくので、お気をつけくださいね。また、ほかのマクロスシリーズとのセルフ・オマージュを「オマージュポイント」として随時解説しています。
各話の最後のOPとEDは、オープニングとエンディングの曲名です。
画像は歌マクロスから
#01「クロース・エンカウンター」
かつて、巨大な身体を持つ異星人ゼントラーディ人との戦いで、滅亡の危機に貧した人類は(『超時空要塞マクロス』)、種の存続をかけ、全宇宙に移民団を送り出す、「銀河播種計画」を実行した。(『マクロス7』)
人類が定住できる惑星を探し、銀河の各方面へと旅立った幾多の船団の一つが舞台となる「マクロスフロンティア」だ。また、フロンティアの比較的近くを航行する船団が「ギャラクシー」で、この両船団の関係がこの後も、そして映画版でも重要となってくる。
フロンティアは、いくつかの艦船からなる船団で、人口は1千万人規模。海や森などの自然と、サンフランシスコや香港などの街の造りなど、地球を模したフロンティアは、人工的な合理性を追求した船団ギャラクシーとは対称的な空間設計や文化があった。
初代マクロスの第一次星間戦争(2009~10年)から50年後の2059年。
「銀河の妖精」と呼ばれるトップスター、シェリルノームが、銀河中の船団をまわる「銀河ツアー」の最終地として、ギャラクシーからフロンティアにやってきたのだ。シェリルは、海や森などギャラクシーにはないあふれる自然と重力に感動する。
フロンティアの高校「美星学園」の航宙科(パイロット養成コース)では、主人公の男・早乙女アルトらがアクロバットの練習をしていた。アルトは長髪で一見すると美少女のような見た目と、歌舞伎の家の出身でかつて女形をしたことがあることから、「姫」と呼ばれていたが、アルトはその呼び方をいやがっていた。
彼らは、シェリルのライブで、アクロバットを披露することになっていた。
もう1人の主役、ランカ・リーは、この時点では、シェリルに憧れ、歌手を夢見る高校生だ。アルバイト先の中華料理屋「娘々」(にゃんにゃん)で、兄のオズマが、シェリルのライブのチケットをとってくれたことを聞き、お店で踊り出してしまう。
オマージュポイント「娘々」は初代マクロスでミンメイが働いていたお店の名前と同じ
一方、ライブのリハーサルでは、シェリルが高飛車な態度で、アルトらにあたり、アルトの反感を生む。二人の出会い(エンカウンター)は「最悪」だった。
ライブの当日、ランカは会場への道に迷い、隣接する森で、アクロバットの準備をしているアルトと出会う。ランカは上半身裸のアルトを見て、きれいな女性と思う。一目惚れだ。
「私の歌を聴け~」
シェリルのライブは、興奮の中、幕を開ける。
アクロバットで、シェリルに反感を持っていたアルトは歌うシェリルぎりぎりに飛び、バランスを崩したシェリルは舞台から落下する。あわてて空中でキャッチしたアルトに、シェリルはあわてる様子もなく「そのまま飛んで」と指示して、歌を歌い続ける。このプロらしさにアルトは感嘆する。
そのさなか、突如、ライブ会場に警報が鳴る。未知な敵がフロンティアを攻撃してきたのだ。ライブは中断。この敵は、虫のような生物でありながら、ミサイルのような武器まで体内で生成してバルキリー並みの戦闘能力を持ち謎の宇宙生命体だった。
ライブが中断して、会場から去るシェリルに対して、アルトは「自分だけ逃げるのか」と非難する。
これに対して、車の中でシェリルは「バカな子」と悲しそうにつぶやく。
うーん、たしかに。アルトに同意できない(笑)。映画版(イツワリノウタヒメ)では、ここはだいぶ変更されているね。
街にでたアルトは、艦の「空」を突き破り、侵入してきた謎の生命体の暴威を目にする。謎の生命体は、森で見た少女(ランカ)に近づいてきた。生命体を追ってきたバルキリーVF25だが、パイロットが戦死。ランカに腕を伸ばそうとしたとき、アルトが主のいなくなったバルキリーに乗り込むと、生命体と戦い、ランカを守ろうとする。(VFはVariable Fighter=可変戦闘機)
第一話「クロース・エンカウンター」は、close encouter。アルト、シェリル、ランカの3人の「出会い」と、謎の生命体との「接触」が物語を広げていく。
OP 「トライアングラー」(デカルチャーエディションでは、なし)
ED 「アイモ」(デカルチャーエディションでは「愛・おぼえていますか」
#02「ハード・チェイス」
攻撃してきたのは、バジュラと呼ばれる生命体だった。
フロンティアをはじめ船団の正規軍は「新統合軍」だが、当初迎撃に向かった新統合軍のバルキリーなどは歯が立たない。
そこで、かねてからこの事態を予測していた民間軍事プロバイダーS.M.S.から、新しい機体であるVF25のスカル小隊が出撃する。スカル小隊の隊長は、ランカの兄、オズマ・リーだ。
SMS部隊は、バジュラに対抗できたが、ボスクラスのバジュラがすり抜けて、市民たちが居住する宇宙船アイランド1に、人工的なドーム天井を突き破り、侵入。市街地まで入り込み、街を破壊する。
逃げ遅れたランカにバジュラが迫ってきた。ランカを助けようとして命を落としたSMSのパイロットにかわり、バルキリーに乗り込んだアルトは、援護にきたオズマ機とともにバジュラからランカを救いだす。
オマージュポイント初代マクロスでも一条輝(ひかる)が落下するリン・ミンメイを空中でキャッチするシーンがある
ランカは、自分を助けたのが、あの女性みたいな人だったことを知り、あらためて感謝する。なお、オズマはこの時点では、パイロットであることを妹に隠していた。
バジュラは撃退された。
フロンティアが初めて経験した外敵からの攻撃に、平和なフロンティア市民は動揺した。
ただ、フロンティア政府(大統領制)の上層部やSMSではバジュラの襲来は予想されて、極秘裏に研究されていた。バジュラと接触した二人には、大統領府から呼び出しがあり、精密な血液検査などが行われる。この検査データは、大統領補佐官の男(おかっぱ)三島のもとに送られる。
アルトは、戦死したパイロット(ギリアム)の説明でSMSに行き、高校の同級生であるミハエルとルカに会い、彼らがSMSのパイロットを兼ねていることを知る。目の前にしたパイロットの死と夢を前に、空を飛ぶことに憧れていたアルトの心が揺れ動く。
「俺を、バルキリーに乗せろ!」
ランカは、助けてくれたアルトを探して街に出る。
一方、シェリルも、銀河の妖精に対してわけへだてなく接した男の子(アルト)を探しに街に出た。
ランカとシェリルは、展望公園で偶然出会う。
3人のトライアングル、すべてのはじまりは、展望公園から大きく動き出す。
OP「トライアングラー」
ED「ダイアモンド・クレバス」
#03「オン・ユア・マークス」
展望公園で偶然、ランカとシェリル、そしてアルトが出会う。3人が一緒のところで会うのは初めてだ。(厳密には、ライブ会場では3人がいるけど)
その時、3人の上空にまたもバジュラが襲来する。
バジュラたちはあれから船団の近くの宙域に潜んでいるのだ。SMSスカル小隊がバジュラと戦い、アルトの同級生のルカ・アンジェロとミハエル・ブランが活躍している。ルカは子供っぽい顔だが、天才的な頭脳を持ち、電子機器がイージスパックを搭載した緑色のRVF25を操り、青い機体VF25Gを繰るミハエルは長距離狙撃が得意だ。
話しを3人に戻すと、バジュラの襲撃を受けて、3人は展望公園の地下シェルターに逃げ込んだ。SMSの活躍でバジュラは撃退されたが、攻撃でハッチが故障して3人は中に閉じこめられてしまう。シェリルもマネージャーに言わずに街へ出て行ったため、3人が展望公園にいることを誰も知らない。
オマージュポイント待避壕に閉じこめられるシーンはマクロスシリーズのお約束
シェルターは段々と空気が薄くなっていく。
アルトがランカに気を使ったことに怒り、アルトの頬をたたくシェリル。
ランカが持ってきた娘々名物「マグロ饅」を見せるも滑ってしまい、ますます空気は薄くなる一方。
しかし、シェリルはあきらめない。「運命ってのは、そうやって掴み取るものなのよ!」とあがく。それに感銘を受けるランカ。
奮闘むなしく時間切れかと思われたとき、ハッチが開いて、シェリルのマネージャー・グレイスが助けに来てくれた。
オズマは戦闘で負傷。兄が危険なパイロットはやめたと聞いていたランカはショックを受け、バジュラに襲われて爆発する宇宙船の記憶が蘇り、気絶してしまう。
その後、ランカは悩み事があるときに必ず行く場所へ向かった。
それが、グリフィス・パーク。
グリフィスパークは現在のロサンゼルスにも実在する公園だ。
ランカは、ここでアルトと会い、歌手の夢をもっていることを話し、アルトから励ましの言葉をもらう。アルトもまた、パイロットへの夢をつかむかで悩んでおり、ランカに勇気をもらう。2人はそれぞれ夢にむかって動き出す。
グリフィスパークは、「戦闘シーンが多い作品なので、静かな雰囲気を描ける場所も欲しいとのことで、あえて設定した「ランカの場所」だという。これと対をなす「シェリルの場所」もあり、それが2話でシェリルとランカが出会った「展望公園」だそうである」(64ページ『マクロスFオフィシャルファンブック』)とのこと。
ふふふ。わかっているくせに。いちおう説明すると、グレイスは、インプラントという人体改造手術を受けていて、さまざまなネットワークに接続することができるの
(やっぱり知っているじゃん)。グレイスはこのときまではただのいい人だったよね
OP「トライアングラー」
ED「ダイアモンド・クレバス」
#04「ミス・マクロス」
目標に向かって歩き出した2人。
ランカは、ミス・マクロスフロンティアコンテストにエントリー。
一方のアルトは、SMSに入隊し、ミハエルにしごかれる毎日だ。相手が同級生であっても、ここでは彼らが先輩だ。文句を言いつつ、過剰な訓練を受けるアルト。
疲れた果てた寝てしまったアルトに、いたずらで化粧される。
こんないたずらされたから、その後、女装したくなかったんじゃないの?
「ミス~」は、伝説の歌姫リン・ミンメイを輩出したミスマクロスコンテストに倣い、フロンティアで開かれるアイドルの登竜門。(劇場版『超時空要塞マクロス 愛覚えていますか』では、マクロス進宙式のタイアップで「ミスマクロスコンテスト」が行われ、それにあわせて艦が起動するとゼントラーディとの開戦原因となったブービートラップが発動した)
本選審査員には、シェリルとアルトの父で歌舞伎界の重鎮の早乙女嵐造、そして政府から大統領補佐官のレオン三島らの姿もあった。
親友でデビュー前からランカファンの娘々のバイトの「同僚」、松浦ナナセが付き添ってくれたが、ナイスボディー的に強力なライバルがひしめくコンテスト。弱気になるランカ。
緊張したランカに、厳しいながらも熱い言葉をかけるシェリル。
会場にいて応援してくれるはずのアルトはSMSから入隊最終テストのために緊急招集されて、席にはいなかった。
しかし、シェリルの激励を受けたランカは、前回のグリフィスパークでアルトに教えられた「諦めたら何も始まらない」を胸に、ミンメイのデビュー曲「私の彼はパイロット」を熱唱する。
ランカの歌に、シェリルは驚かされる。
そして会場にいた(のちにランカが所属する芸能事務所の社長)メガネの業界人っぽい人は、「ヤックデカルチャー(すごい)」と驚く。
アルトは無事に入隊を決めた。SMSのアルト歓迎会は、娘々で行われた。ランカの結果は?
2人は夢をつかんだのか?
OP「トライアングラー」
ED「ダイアモンド・クレバス」
#05「スター・デイト」
ミスマクロスフロンティアのコンテストの結果は落選。なにか三島がランカについてケチをつけていたような描写があるが、理由はよくわからない。
さらに、ランカの高校はお嬢様学校なので、芸能活動禁止で、コンテストへの出場が学校にバレて停学処分を受けてしまう。
妹のために、無理をしてお嬢様学校に入れたと怒る兄のオズマに対して、ランカは逆切れ!歌手の夢を否定されたと大喧嘩となって家出をしてしまう。ランカはアルトに相談の電話をかけるが、なにかつれない。
実は、このとき、アルトのもとに休日のシェリルが訪れて、なくした大切なイヤリング(重要!)を一緒に探すようにというのを建前に、実質的なデートをするように強要されていたのだ。
2人は、フロンティアの観光名所のアイライド3でデートを楽しむ。アイランド3は、巨人のゼントラーディが巨大なままで生活する空間(通常はマイクローン化によって人間と同じサイズになる)で、牛より大きいゼントラーディの牧場やショッピングモール「ゼントラーディモール」などがある。
巨人をみたことがなかったというシェリルは大はしゃぎだ。
オマージュポイントアイランド3の街の名前「フォルモ」は初代マクロスで登場したエキセドル・フォルモの名前に由来
同じ頃、アイランド3にある秘密基地では、三島たちが捕獲したバジュラの標本を前に、なにやらひそひそ話。
一方、オズマからSMSのメンバーに私的に家出したランカの捜索依頼が出される。隊長からの指示に適当につきあっていたミシェル(ミハイル)がランカを街で見つけ、家に帰るように説得するが、ランカは意地をはって、アイランド3のゼントラーディモールまでやってくる。まさかシェリルとデートとは知らない。
一方、シェリルはアイランド3でインスピレーションを受けまくり、「はっ」とすると浮かんだ歌詞を書き始める。
ミシェルは、覚悟がぬるいのではといいかげんランカにきれて、じゃあここで人前で歌ってみせろとあおる。
ランカは意を決して歌い出す。モールの中のお客さんたちはランカの歌に圧倒されて大いに盛り上がる。ミシェルは脱帽。シェリルもそれを聞いて「へぇ。もう出てきたんだ」と未来のライバルの力を独特の表現であらわす。
その後、シェリルがアルトに、休日につきあってくれたお礼として頬に感謝のキスをする。その場面を見てしまい固まるランカ。
だが、そのランカに夢へのチャンスが転がり込もうとしていた。
例の「ヤックデカルチャー」のプロダクションの社長がスカウトしてきたのだ。
OP「トライアングラー」
ED「ダイアモンド・クレバス」
#06「バイバイ・シェリル」
オズマが腕を組んで仏頂面だ。
アイランド3でランカの歌を聞いて感動した芸能プロダクションの社長(エルモ)とランカが床に「土下座」。芸能界入りを御願いしているのだ。
前回に歌手になることで大げんかしたオズマ、とうてい許されないと思いきや。
「お前も来年は成人だ」と芸能入りを承知して、さらにエルモに対して妹を頼むと頭をさげた。ランカの夢が大きな一歩を踏み出した。
日本の成人の年齢は、20歳だったり、選挙権が18歳になったり、もっと昔は16歳くらいが元服っていって成人だったし、時代と場所によって違うんだね
17歳と現代にとっては早めの「成人」もちゃんと意味がある。
河森正治総監督にこの世界の「成人」について聞いたことがある。「こういう閉鎖された世界では、むだに人を遊ばせておく余裕がない。美星学園が学校生活を送りつつも、各科目で実践を兼ねているのは、早く一人前になって船団の維持、発展に貢献してもらわないと困る、という発想があるから」だそう。(67ページ『マクロスFオフィシャルファンブック』)
ちゃんと、世界観があってのことだったんだね。私たちも船団のために働かないとね、しっかり
シェリルの銀河ツアーの最後を飾る「さよならライブ」が行われようとしている。そのときに、またも緊急事態が発生した。シェリルのふるさとで、フロンティアの近くの宙域を航行している別の船団「マクロスギャラクシー」が、バジュラの大群に襲われたとのニュースだ。
ただ、フォールド断層があるため、時差があり、このニュースは5日前のもの。現時点でギャラクシーが無事なのか、まだ戦っているのか、どうかはわからない状態。
ここで「フォールド」というのがでてきて、マクロスFの世界観に重要な要素となるのだが、わかりにくい。フォールドというのは、宇宙戦艦ヤマトの「ワープ」とほぼ同じで、瞬時に遠方に行くことができる概念だ。そのフォールドの断層があるということは、なにかがあって、フォールドによる移動や情報に遅れがでるということだけわかっておいてほしい。この後、「フォールド波」というのも重要な要素として出てくるので、また後述する。
フロンティアの大統領は、仲間であるギャラクシーを助け、また同じように来襲が予想されることから防衛のために、非常事態を宣言した(何度目かな?)。
シェリルは緊急記者会見を開き、強気の表情でライブは決行すると宣言する。
アルトは、探していたシェリルの片方のイヤリングを見つけ出し、シェリルに届けにくる。強気なシェリルがアルトの前で一転、弱気を見せた。素のシェリルが出されたのだ。
SMSもギャラクシー援護のために母艦であるマクロスクォーターを発進させる。攻撃部隊も全員出動。
SMSの隊員としては初めての出撃となるアルトのコクピットには、返したはずのシェリルのイヤリングが輝いていた。シェリルがアルトの無事をいのって、貸したのだ。
「借りとくぜ、お前の幸運」
始まったシェリルのライブとともに、アルトらSMSはギャラクシー救援のために「フォールド」する。
OP「トライアングラー」
ED「ダイアモンド・クレバス」
#07「ファースト・アタック」
シェリルの故郷「マクロスギャラクシー」がバジュラの攻撃を受けている。フロンティアからアルトらSMSと正規軍(新統合軍)もフォールドで救援に向かった。
シェリルの「さよならライブ」は、故郷ギャラクシーを応援する目的もあったが、シェリルにとってギャラクシーは実はつらい思い出が多い複雑な故郷であることが明かされる。インプラントという人体改造手術が当たり前の科学立国で、フロンティアのような豊かな自然はなく、合理的な船団であるという。
それでも、「泣くわけないしょ、この私が」と言いながら涙をこぼすシェリル。故郷に対してと、それを守ろうと駆けつけているアルトらに心をこめて歌には熱がこもる。そのライブに圧倒される観客席のランカ。客席にランカをみつけたシェリルは「あなたにも一緒に歌って欲しいの!」と心で語りかけると、シェリルの片方だけのイヤリング(フォールドクオーツ)とランカのおなかの中が光り、二人がステージと客席と離れながらともに歌うと、遠く離れたアルトのコックピットにも届いたのだった。
フォールドした先の宙域では、巨大なバジュラ戦艦をはじめたくさんのバジュラたちがいた。激闘のなか、ルカ・アンジェロの機体が口をあけたバジュラ戦艦にのみこまれた。ルカを助けるために、アルトは口の中に突入。バジュラの体内には、見たことない謎の赤いバルキリーがあらわれた。運転しているのは、若い謎の男である。
強攻型のロボットへとトランスフォーメーションしたSMSの400㍍級(通常のマクロス母艦よりは小さい)のマクロスクォーターは、決め技の重量子反応砲マクロスキヤノンを発射。なんとかルカとアルトの救出に成功する。
オマージュポイントやっと出ましたシリーズおなじみの巨大戦艦の変形トランスフォーメーション!
その後、謎の男はコクピットでなぜかハーモニカをひきだす。この歌は「アイモ」。
いろんな伏線になる回だよね。あとSMSの母艦のマクロスクオーターがロボット型に変形して、「ようやくマクロスだ」って思ったよ。一応、敵も倒したし、区切るとしたらここで第1部が終わりって感じかな
8話以降はしばらくストーリー展開はストップしてエピソードの積み上げ的になるので、ちょうどここら辺で色々な「謎」を整理していくといいかもしれないね
OP「トライアングラー」
ED「アイモ」
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