シェリルとランカは別々の歌手です。
当たり前と言われるかもしれませんが、筆者はアニメを見たことがなく、「ライオン」の曲からマクロスFを知った人間なので、てっきり二人は、Winkみたいなデュオなのだと思っていました。
二人が一緒に初めて歌ったのは本編の15話です。病院で自然に歌い出した「What ‘bout my star」
実は、当初は二人はライバルなので一緒に歌う予定(設定)はなかったのです。
15話のデュエットシーンが生まれたのは、東京国際アニメフェアの舞台袖で、Mayn’さん(シェリルの歌役)と中島愛さん(ランカの声優)が練習しているのを、河森正治総監督が見ていたのがきっかけでした。
15話のデュエットシーンがとても良かったので、後期のオープニングの「ライオン」が誕生し、最終回や、劇場版のデュエットに発展していきました。
同時並行で制作が進んだからこその奇跡ですね。
病院シーンからの発展で生まれたからこそ、ライオンの歌詞で、あの名セリフ「生き残りたい」があるかについても想像できます。
参考:『EX大衆』2018年11月号のマクロスシリーズ生みの親の会社「ビッグウエスト」の平井伸一氏へのインタビューから。
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